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ランクル７０・左リヤフェンダのヘコミ、
テールランプ、リヤバンパー
修理鈑金塗装事例を紹介します。

左リヤフェンダ、リヤバンパー、テールランプに損傷確認
左リヤフェンダにヘコミ・折れ、
リヤバンパーにすり傷、テールランプに損傷が見られます。
今回はフェンダ鈑金、バンパー・テールランプは交換になります

溶着引出しによる鈑金修復
まず損傷部の塗膜を剥離し表面から電気溶着による鈑金修復作業を行ないます。
内側からの作業も可能な箇所もありますが、大半が作業困難な袋状です。
したがって殆んどが表面からの溶着引出し作業になります。
注意を払い極力形状復元出来るように時間をかけて作業していきます。
鈑金作業が不十分であれば、修理品質に悪影響を与える可能性が有ります。
画像は途中経過です。

パテによる形状復元
その後さび防止の為とパテの密着性向上の為防錆プライマーを塗装します。
次に多種類のパテを工程別に使い分けて、形状復元を行っていきます。
画像は途中経過です。

プラサフ塗装による最終形状復元
その後上塗り塗料の密着性向上と吸込み防止の為
プラサフ（下地塗料）の塗装を行ないます。
プラサフ乾燥後、歪みやキズ等を研磨修正して最終形状復元を行ないます。
画像はプラサフ塗装を終了したところです。

足付け⇒ 調色⇒マスキング⇒上塗り塗装⇒ポリッシング⇒組み付け
プラサフ研磨後、塗装の密着性向上で塗装範囲に細かいキズをつけていきます。
この作業を足付けといいます。
次に上塗り塗料を配合表で調合し、実車と比較しながら微調色をしていきます。
最近のボディカラーは多彩で、調色に時間を費やす事が多くなってきています。
次に最終修理箇所以外の塗料飛散を防ぐマスキングを行ないます。
そして上塗り塗装をし、専用ヒーターで乾燥後
ポリッシング(磨き作業）を行ないます。
最後に交換部品を組み付けて完成です。

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